GIMPとフォトショップってどう違うの?


主な機能としてはほぼ同じと考えていいと思います。
「画像を作りたい」「写真を加工したい」「ホームページを作りたい」
こういった方はGIMPで十分です。

ではどういった場合にフォトショップを使うのかですが、主に印刷業者にデータを入稿される方。
フライヤーを作成したり、雑誌を作ったり、ポスターを作ったり・・
プロ(仕事としてデザインをする方)はほぼ100%フォトショップとイラストレーターを使用しています。


何で印刷業者に出すにはフォトショップなの?というと、カラーの違いです。
GIMPはCMYKに対応しておらずRGBのみをサポートしています。
印刷業者に出す場合はCMYKでないと入稿できません。

CMYKとは
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4成分によって色を表す方法。

RGBとは
R(赤/Red)、G(緑/Green)とB(青/Blue)の3色を使い色を表す方法。
パソコンやテレビのモニターはRGBです。



GIMPでもSeparate+というプラグイン機能を使えばCMYKに変換してくれるようですが、業者に出すような場合はやはりフォトショップを使うようにしましょう。



GIMPの良いところ

無料なのに高機能
・フォトショップ用のブラシなども使用できる

フォトショップの良いところ

・レイヤースタイルが便利
・フォルダ機能が便利
・CMYK対応
・ユーザーが多く、チュートリアルや素材、アクションが豊富



簡単にまとめると

「印刷業者を使うのであればフォトショップ!そうでないならGIMPで十分」です。